室内の湿度をコントロールすることで、粘膜の乾燥を防ぎ体調管理を良い方向へ導くメリットがあります。とくに風邪を引きやすい冬場は、低温で湿度が低いので、より加湿器の重要性が高まるでしょう。
現在は使用するシーンに合わせた様々なタイプがあり、ベッドサイドやデスクで使える卓上タイプから、部屋全体の湿度をコントロールする大型タイプまで用途に合わせて選択することが出来ます。
家電よりも家具やインテリアグッズに近いデザインも豊富であり、室内に溶け込んで利用出来るおしゃれなデザイン性も加湿器を身近にさせている人気の一つです。
加湿器の役割とは？
加湿器は乾燥を防ぐことで体調管理に役立つ家電製品であり、近年はデザイン性の高いおしゃれなモデルも増えました。たとえば木目調のデザインや、フロアライトと兼用になるようなモデルなど様々なアイテムがあります。
おしゃれでインテリア性が高いだけではなく、機能的にも大きな進化を発揮しております。電解水を生成したり、内部ユニットにUV装置を内蔵したりするなど、雑菌の繁殖を抑えながら室内の保湿を行ってくれます。
センサーが搭載しているものは、出力を自動コントロールしてくれ、一定時間にスイッチがオフになるなど、安全装置が搭載しているモデルもあります。
加湿器の種類と特徴を解説！
加湿器には大きく分けて4種類に分けられており、それぞれの種類で長所と短所を把握することが大切です。製品によっては複数の機能を搭載しているものもあります。
超音波式加湿器
超音波式は超音波でミストを発生させて加湿をする方式です。ファンやヒーターを使わないので安全性に優れており、小さなお子様やペットがいるご家庭で活躍してくれるでしょう。
また、消費電力が小さいので電気代が安くすむところもメリットです。
スチーム式加湿器
スチーム式やスチームファン式は、水をヒーターで加熱して、水蒸気をファンで放出させる仕組みです。パワーがあって安定的に駆動し、加湿力も高いので乾燥する季節には特におすすめです。
消費電力の高さや音の大きさにやや難点があります。
ハイブリッド式加湿器
ハイブリッド式は加熱式とフィルター気化方式を組み合わせるなど、より複雑で用途に合わせたコントロールが可能になります。
それぞれ一長一短ですが、ハイブリッド式のように弱点を打ち消すような方式もあるのが現在の加湿器の特徴です。ただ機能が良い分、他の加湿器よりも本体価格が高額になる傾向があります。
気化式加湿器
フィルター気化式は、網目状のフィルターに水を吸って風を当てて、水を自然に気化させる方式です。ヒーターを使わないので安全性が高く、電気代も安くすることが可能です。
定期的な清掃やフィルター交換などのお手入れが必要になります。
失敗しない加湿器選びのポイントとは？
まずは加湿器選びで必要な優先順位を決めて、箇条書きにしてみると良いかもしれません。ここからは加湿器の選び方について解説していきます。
対応畳数
広い部屋で使う場合には、大型タンクのモデルで畳数が部屋に対応しているモデルを選ばなければなりません。部屋の構造によって対応畳数が変わってくるので、目的と用途に応じて優先順位とスペックを兼ね合わせた加湿器を選ぶと良いでしょう。
タンク容量
部屋の広さに合わせたタンク容量を選びましょう。部屋とタンク容量が合っていないと、何度も給水を行わないといけなくなります。連続運転が可能な加湿器は大容量の場合が多いので、購入前に必ず確認することがおすすめです。
設置場所
設置する場所によって、加湿器の種類が変わってきます。例えばリビングの床に置く場合は「据え置きタイプ」がおすすめで、大容量のアイテムが多いです。寝室や書斎などに設置する場合は、比較的小型の「卓上タイプ」がおすすめです。
機能性
現在の加湿器は、様々な機能が搭載されています。空気清浄と加湿を同時に行う商品や、リラックス効果を高めるアロマ付きの商品、おしゃれを重視したいならば、LEDライトで光る商品もございます。部屋に合わせた機能を選びましょう。
清潔性
常に清潔な加湿器を保つために、内部が洗いやすいモデルを選ぶことも、加湿器では重要なポイントです。特にカビやヌメリが発生しやすいタイプの加湿器は、日頃の清掃メンテナンスの簡単さが選ぶ鍵になるでしょう。
デザイン性の高いおしゃれな加湿器12選！
冬場は室内で過ごす時間が多くなります。部屋の環境を整えるために、加湿器の導入をすることは生活の質を上げる行為です。加湿方式別におしゃれで機能的な12選の加湿器を紹介します。
加湿方式の違いから、用途や目的に応じて選べば気に入った物が入手出来るかもしれません。おしゃれなことは勿論のこと、加湿方式によってそれぞれ特徴が出るのが加湿器の特徴になります。
超音波式加湿器3選
ここからはデザイン性が高くおしゃれな超音波式加湿器を紹介します。
超音波式加湿器1
商品名：5L 上部給水式 超音波加湿器
出典：MODERN DECO
上部給水のこの超音波加湿器は、タワー型のシンプルでおしゃれなデザインです。給水が簡単なことと、静音設計なので寝室でもリビングでも対応してくれる用途の広いモデルになります。タンクが取り外せて丸洗い出来ることもポイントです。
超音波式加湿器2
出典：NORDIC FEELING
この加湿器はオブジェのようなデザインが特徴であり、シルクのようにきめ細かいミストを作ることが出来る加湿器になります。中央部が常夜灯になり幻想的な霧を再現可能です。センサー搭載で快適な湿度をキープしてくれます。
超音波式加湿器3
出典：ヤフージャパンショッピング
ウッド調のデザインであり、花瓶や楽器のようなおしゃれな外観が特徴の加湿器です。アロマに対応しており、内部には抗菌加工が施されております。簡単便利でインテリア性が高い、加湿器には見えないおしゃれな超音波加湿器です。
スチーム式加湿器3選
ここからはデザイン性が高くおしゃれなスチーム式加湿器を紹介します。
スチーム式加湿器1
出典：kurasso
このスチーム式加湿器が特徴的なのは、センサーを搭載しており前面のパネルに湿度の設定を表示することが出来ます。スチーム式なので内部でカビが繁殖し難いことがメリットの一台です。空焚き防止機能搭載で安心の使用感になります。
スチーム式加湿器2
出典：山善ビズコム
四角いおしゃれなデザインのスチーム加湿器は、内部構造がシンプルなポット式デザインです。洗いやすく給水がしやすいお手入れの簡単さが魅力になります。最大加湿500ml/hとパワフルなことがおすすめ出来る一台です。
スチーム式加湿器3
出典：ヤフージャパンショッピング
スチーム式は大型タイプほど真価を発揮してくれます。この一台は正しくそういったタイプです。適応面積は17畳タイプで、大容量タンク搭載で9時間連続稼働を実現しました。タンク加熱式でフッ素加工なので、汚れが付きにくく洗いやすい清潔感もポイントです。
ハイブリッド式加湿器3選
ここからはデザイン性が高くおしゃれなハイブリッド式加湿器を紹介します。
ハイブリッド式加湿器1
出典：アイビビッド公式通販
デザインがおしゃれなだけではなく、徹底した衛生管理機能が特徴のハイブリッド加湿器です。4重カルテット除菌で加熱と紫外線と銀イオンとHEPAにより、タンク内の水からミストまでクリーンに保ちます。安心の潤いが自慢の一台です。
ハイブリッド式加湿器2
出典：エア・リゾーム
円筒タワー型でシースルーデザインがおしゃれなハイブリッド加湿器で、特殊なLEDを搭載して雑菌の繁殖を抑制しています。この効果は消臭にも効果があると言われており、食事後の強い臭いを抑えてくれるハイブリッドな機能が特徴的です。
ハイブリッド式加湿器3
出典：タンスのゲン
エレガントなデザインで、中央部には操作パネルの電光表示が点灯します。下部にはフロアライト風のLEDが搭載されており未来的なおしゃれな雰囲気を演出してくれるのです。強い噴射能力も自慢のハイブリッド型加湿器になります。
気化式加湿器3選
ここからはデザイン性が高くおしゃれな気化式加湿器を紹介します。
気化式加湿器1
出典：ビックカメラ
まるでオーディオのスピーカーのようなキューブ型のデザインであり、気化式なので静かで消費電力が少ないことがメリットの気化式加湿器です。このモデルの特徴であるフィルターには、細菌やバクテリアを抑制する銀イオン加工がされていて安心になります。
気化式加湿器2
出典：Amazon
この加湿器は白磁の壺のようなおしゃれなデザインで、インテリアに溶け込んでしまうことが魅力です。省エネ性能に優れており、最大にしても23Wの低電力で最大の加湿を行ってくれます。気化式ならではの自然な潤いが手放せない逸品です。
気化式加湿器3
出典：高島屋オンラインストア
銀イオン効果で内部のカビを防ぎ、スマホアプリで部屋の湿度を遠隔操作可能なのがこの気化式加湿器の特徴です。 結露コントロールに優れており、稼働を続けても音も湿度も気にならないことがメリットになります。
まとめ
おしゃれなだけではない加湿器が揃っており、デザインや用途により選択肢が豊富になっているのが現在のモデルの特徴です。従来の加湿器のカビ問題も気になり難い機能が付属しており、メンテナンス性も考慮されております。
一人暮らしのデスクや大家族のリビングルームでも潤いを与えてくれます。機能的でおしゃれな加湿器が増えており、ユーザーの選択肢はますます広がっております。